フリーランスママdays

フリーライター&中学生ママの日々の悩みと小さな幸せ

フリーライター

毎日更新が途切れても、しれっと戻ってくる

人と会うのもそう、イベントに参加するのもそう。 しばらくご無沙汰していると、ちょっと顔出しにくいなってことがある。 でも他の人はまず気にしていない。 ああ久しぶりだね、来てくれてうれしいよ、と歓迎するだけ。 ブログもそう。勝手に毎日更新の約束…

「忙しい」と「面倒くさい」の断捨離

春休み、仕事と子育ての両立に悩んでいるママさんパパさんは多かろう。 わが家は中学生になってだいぶ手が離れたものの、まだまだだ。 さあ原稿に集中だーと思ったら、その前に子どものごはんを準備しておこう、その前にジャージを洗濯しておこう、天気もい…

仕事とプライベートが溶け合う働き方

プロってなんだろうと考えることがある。 その仕事・その役目に徹すること? プライベートを持ち込まないこと? じゃない気がする。 時給をもらうバイトなら、そういう働き方でもいい。 でも本気でこの仕事をやっていきたいという仕事なら、仕事は自分自身で…

どこまで自分をさらけ出すか問題

胸襟を開く――これは人間関係の基本だと思う。 自分はこういう人物ですよ、こういうこと考えてますよ、とさらけ出すことで、互いに興味を持ったり、わかり合えたりする。 だから、できるだけ嘘のないよう、言葉を選びつつ、ぶっちゃける、をモットーにやって…

文章を書くのにふさわしい時がある

私にとって書くことは、内省することでもある。 内省とは、深く自分の中に没入する行為で、いつでもってわけにはいかない。 どちらかというと、うまくいかない時、苦しい時、悩んでいる時、そんな時が適している。 物事が順調でラッキー&ハッピーな時は、ふ…

「情報を得る」と「成長する」を結びつけない

私は成長意欲が強い。 成長したくてもりもりと読むこと聞くことをしている。 ビジネス書、啓発書、エッセイ、新聞、ネットのニュース記事、ツイッター、ブログ、ボイシーと、ありとあらゆる情報をインプットしている。 インプットが大好きで、インプットによ…

3億円の宝くじに当たりたくない

宝くじを買ったことは人生で一度か二度しかない。 両親に買う習慣がなかったし、もともとギャンブル好きでもないからだ。 今、1等3億円のバレンタインジャンボを売り出し中だ。 もしも遊びで数枚くじを買い、3億円が当たってしまったら、困ったことになる。 …

部下や後輩をもったことがない私の、相手の許し方

新卒で出版社に入り2年、同じく出版社に転職して4年。 会社員経験はこれだけだ。 新卒時代は4つ上の先輩について仕事していた。 次の出版社では雑誌チームに所属。編集長+4人の小さな部署で、4人の年齢はバラバラだったけど上下はなく和気あいあいだった。…

「他の人とかぶらない挨拶をしよう」と考えなくていい

本の著者やイベントの主催者など、大勢の人の中心となる人物に会う機会がある。 そういうとき、「この人は大勢の人と話をするのだから、私は他の人とは違うことを言わなきゃ」という意識が働くことがある。 ある著者と会ったときのこと。 その日の未明に大き…

あなたの年齢、堂々と言えますか?

年齢とは、その人が積み上げてきた人生の時間だ。 とても素敵な数字だし、誇りをもっていいのだけど、やっぱり世の中に隠したがる人が多い。 先日驚いたのは、よく仕事のできる30代の男性が、「年齢がバレちゃう」とか「世代がバレちゃう」とか言っていたこ…

正解を気にする人たちにモヤモヤする私について

ある初冬の日。 ラジオを聴いていて、「いつから暖房をつけるのが正解なんだろう」という言葉があった。 正解? いったいなんのこっちゃ。 寒いと思ったらつけるのが暖房ではないのだろうか。 もちろん節約したいからギリギリまでつけないという人や、寒さの…

インタビューライティングの難しさ

皆さまにお役に立つような感じで書きたかったけど、今日はストレートに行く。正直、落ち込んでいる。 ある人の病気を克服した話をインタビューした。ぐっとくる話が聞けたし、取材相手とも心が通じ合えたと思った。 が、肝心の文章でミスってしまったのだ。…

栄養になるものを選択していく力

いろいろな本を読んだり、ネットの情報に触れたり、音声や動画を視聴したりして、日々ためになる言葉に触れている。 そこには100人100様の意見があって、まあいろいろ騒がしい。 「どんな提案にもまずYESを」「ちゃんとNOを言える自分でいよう」 「新しい時…

やっぱり聞く力が大事だと思った話

とあるオフ会にて。 初対面の人に会って、少しだけ会話して、ライン交換した。 その夜、届いたラインにこうあった。 「木の実さんて◯◯に携わっているのに、意外と◯◯推しじゃないんですね」 えーーーーーーーーーーっ!? そんなこと言ってない。◯◯を極めてい…

聞く力が大事と思った話

最近のキーワードでもある聞く力。 便利な言葉でいかようにも解釈できる。 聞く力とは聴力テストに優れていることでもなければ、相手の話に共感してうなずくことでもない。 昨年末、久びさにリアルのランチ会に参加した。その中の10人くらいがzoom飲み会で顔…

完璧を目指すのはステキだけど、人に完璧を求めない

完璧な人になりたい――とは思わないけど、いろんなところに意識を行きわたらせる人になりたいとは思う。 原稿だったら使う言葉の一つひとつにまで、美容だったら髪の先、爪の先まで。 どこかに手を抜いたような甘さが見えたら、がっかりしてしまう、がっかり…

なぜ主演女優は演技がうまくないのか

はじめに、演技がうまい・うまくないは受けとり手の主観もおおいに入るので、偏見だと感じられるかもしれない。 日本のドラマや映画を観ていると、「ん?演技イマイチ?」と感じることがある。それは脇役ではなく決まって主役で、女優さんに多い。 それもそ…

朝の家事を仕事のウォーミングアップにする

私の朝は5時半に始まる。 朝食づくり、お弁当づくりをして子どもを時間差で送り出したら1時間ほど朝寝する(7時間寝を旨とするため)。 そして二度目の朝は9時に始まる。 そこから食器洗いをし、洗濯物を干し、掃除をしたりすると仕事始めるのが10時になって…

私が変われば夫も変わる、を目の当たりにした

人を変えることはできないという。 私は夫と心が通じ合えないことで10年くらい悩んできたが、きっと夫が変わることを期待していたのだろう。 コロナ禍になるタイミングで夫が単身赴任になった。子どもの中学受験期のトラウマもあって、もう夫婦はダメになっ…

40代になっても知らないことだらけ。今さらだけど大人になりたい

人の心だったり、社会のしくみだったり、自分自身だったり。 同じ世代と比べてもずいぶんものを知らないほうだと思う。 勉強すれば得られる知識ではなく、世の中の機微というか人生の機微というか。世間知というのか。 年齢はもしかしたら関係ないかもしれな…

ホント生きるのって大変。思春期ならなおさら

ショックな話を聞いた。子どものクラスメイトで数名、自傷行為をしている子がいるようなのだ。 子どもは「手の甲や腕にカッターで傷つけるのが流行ってる」なんて言い方をしていたけど、とんでもないことだ。体を傷つけるってことは、それだけ心が傷ついてい…

育ちのよさそうな人だと思ったら

育ちのよさそうな人だと思っていたら、そうじゃなかった。ってとんでもなく失礼な言い方だけど、悪口じゃないの、ちょっと聞いて。 ボイシーの大好きなパーソナリティである佐々木俊尚さんの放送を聴いて驚いた。 上品で知的であたたかくて、考え方の方向性…

マイナス感情はプラスの表現で伝える

たとえば子どもと芸能人の話題をしているとき、ちょっとマイナスな情報を入れ込んだりすると、とたんにムッとされる。「せっかく楽しい話をしていたのに」というわけだ。 悪口、皮肉、批判の類は、同じノリの人同士では楽しい遊びになる。そしてエスカレート…

発信するのに弱気な日もある

いつでも誰でも発信できる時代になったというけれど、ブログだってツイッターだって要は全世界に向けて自分を公開してるってことでしょ。 このひと言がどう受け取られるかわからないし、誰が読んでいるかだってわからない。フツーに挨拶を交わしてるママ友が…

私はいったい誰と会話してるの?

SNSで発信していると、心がざわざわすることがある。 つぶやいてみたけれど、あれっ誰も反応しないな、もしかして誰かを傷つけちゃったかな、マイナス思考であきれられたかな、イケてない投稿だったかな、と頭がぐるぐるしちゃう。 んでもって、いろんな人の…

メモをとらなきゃ全て忘れてしまう

このブログ、基本的に今この時、思っていることを思うままに綴ろうと考えている。 だから今日は上記のようなタイトルにしたけど、実はさっき「あっ、いいテーマ見つけた!」と思っていたことがあった。頭の中でちょっと書いてみて、「うん、これならおもしろ…

フリーランスの仕事時間を決める

フリーライターとしては、一日の中でできるだけ多く執筆の時間をとりたいのが本音だ。 ただ、私がフリーランスでいる理由でもあるのだが、軸足は「家をまわす」ことにけっこう乗っている。 子どもは早起きだしお弁当づくりもある。午前中は食器洗い、洗濯、…

本気で変わりたいと思う自分を信じられるか

「今日から変わる!」「今から変わる!」 と私は何度心に誓っただろう。特に子どもの母親として。 私は弱すぎる。約束を守れない。子どもに許してもらえると思ってしまう。反省して謝る。謝って子どもにいいよと言ってもらったことでスッキリしてしまう。そ…

言葉にすることで感情は整理される。まちがいなく

次女が週6で練習しているスポーツの大会があった。思うような結果を得られなかった。 私は家のリビングで動画配信を見ていたが、その結果にショックを受けて混乱した。隣の部屋で勉強している長女に向かって「ちょっと言わせて」と言いながら叫んでいた。 「…

ライターとして。読者に届いたことが一番うれしい

ブックライターの私は編集者と組んで仕事をしているが、今年早々に依頼された本は初めて「編集も執筆もまるごと」だった。 編集者の存在がこんなにも大きいかと思い知らされた。〆切も私が設定してよかったので、急ぎの仕事にどんどん追い越されていく。私と…