フリーランスママdays

フリーライター&中学生ママの日々の悩みと小さな幸せ

子育て

子どもに本を読む人になってほしい理由

中学生の子どもには、本を読む人になってほしい。 作家の林真理子さんはこんなことを言っていた。「読書の習慣がある人は一生退屈することがない」と。 それそれそうなのよと全面賛同なのだが、今はスマホ時代だから、エンタメは選びたい放題、本じゃなくて…

夫婦は見ているものが違う

子どもの心を優先させるか、社会や世間体を重視するか。 この問題で悩んでる。 コロナはこのバランスに悩むことが多かった。 社会や世間の常識がまちがっていると思うことも多い。 実際、子どもが自粛生活で心を病んだこともあるので、私は子どもの心を第一…

【オススメ本】彼らに必要なのは「支援」よりも「保護」

DVとか育児放棄とかヤングケアラーとか、過酷な家庭環境に置かれる子どもにようやく焦点が当たりつつある。 しかしながら、いわゆるやくざと呼ばれる親から生まれた子どもには、その目はなかなか向けられない。 こういう子どもたちは、一人の子が上記の問題…

小さな「やっちゃったー」を通して成長していく

私立中に通う長女。このところ新しいスポーツを始めたくなって、体験レッスンにいくつか参加している。 先日、あるスポーツで小学6年生くらいの子と一緒になり、話のきっかけとして、 「どこの小学校?」 と聞いたという。その子は 「私立」 とだけ答えて、…

怒りをうまく表現するということ

北京オリンピックで金メダルをとった平野歩夢選手。 勝利のインタビューで口にした「怒りをうまく表現できた」という言葉に感銘を受けた。 なんてクレバーな選手なのだろう、と。 2本目のジャッジに納得がいかず、3本目に思いをぶつけたという意味でも、それ…

たいていのことは取り越し苦労

2月のある日のこと。 子どもがディズニーランドに遊びに行った。 オンライン授業が続いて、割合こもりがちだったので、久々に友達と楽しんでほしいと思っていた。 ただひとつ、懸念材料があった。それは夫だ。 夫は基本的に休日は家族で過ごしたい派だ。だが…

子どもの人生背負うって大変だね

子ども一人につき、2~3の気がかりなことがある。 体のことだったり、心のことだったり、成績のことだったり。 あれも心配、これも心配って思ってると、押しつぶされそうになる。 私自身についても気がかりなことはあるから、家族の数だけ心配のタネは増え…

子育てで直面する「今、楽しい」か「後々楽しい」か問題

私の妹が、小2の子どもを中学受験させるかで悩んでいる。妹はこんな懸念を口にしていた。 「この大事な成長期を、将来のための準備だけに使いたくない」 その気持ち、よくわかる。 中学受験はいろんなことをやめて、その時間を入試対策にあてる必要があるか…

子どもからもらう危険な褒美

子どもが中学受験をしているとき、今わたしマズイ状況になってるなと思ったことがある。 S塾に通っていた小4のとき。成績やクラス分けが世界のすべてになっていて、谷底に突き落とされたり、少しだけ浮上したりをくり返していた。 今思えば塾のクラスがなん…

家の中に敵をつくらない

2年前の私は家の中に敵をつくっていた。その名は夫だ。 私に家事を押しつける敵。 私に子育てを押しつける敵。 リビングに私物を置いて圧迫してくる敵。 フリーランスをラクな商売となめてくる敵。 レストランランチしているママズを贅沢よばわりする敵。 女…

お小遣いも門限もない中学生の遊び方

私立中に通う子どもは何かと忙しい。 ショッピングだ、カフェだ、遊園地だ、としょっちゅう友達と約束しては出かけていく。 私立中って、ちょっとそこらで遊ぶってことができない。東京の西と東くらい家が離れていることもフツーで、待ち合わせだけで大移動…

その時、動けるか。瞬発力を磨いておくために

瞬発力を発揮しなきゃならない時がある。 私たち人間は動物だ。敵から身を守るとき、野生の勘を働かせ、動けるか動けないかで運命は決まる。 私は子どもが1歳~5歳のとき、外国で子育てをした。 ベビーカーを押しながら、もしも万一、前から誰かが襲いかかっ…

正解を気にする人たちにモヤモヤする私について

ある初冬の日。 ラジオを聴いていて、「いつから暖房をつけるのが正解なんだろう」という言葉があった。 正解? いったいなんのこっちゃ。 寒いと思ったらつけるのが暖房ではないのだろうか。 もちろん節約したいからギリギリまでつけないという人や、寒さの…

栄養になるものを選択していく力

いろいろな本を読んだり、ネットの情報に触れたり、音声や動画を視聴したりして、日々ためになる言葉に触れている。 そこには100人100様の意見があって、まあいろいろ騒がしい。 「どんな提案にもまずYESを」「ちゃんとNOを言える自分でいよう」 「新しい時…

やっぱり聞く力が大事だと思った話

とあるオフ会にて。 初対面の人に会って、少しだけ会話して、ライン交換した。 その夜、届いたラインにこうあった。 「木の実さんて◯◯に携わっているのに、意外と◯◯推しじゃないんですね」 えーーーーーーーーーーっ!? そんなこと言ってない。◯◯を極めてい…

完璧を目指すのはステキだけど、人に完璧を求めない

完璧な人になりたい――とは思わないけど、いろんなところに意識を行きわたらせる人になりたいとは思う。 原稿だったら使う言葉の一つひとつにまで、美容だったら髪の先、爪の先まで。 どこかに手を抜いたような甘さが見えたら、がっかりしてしまう、がっかり…

ホント生きるのって大変。思春期ならなおさら

ショックな話を聞いた。子どものクラスメイトで数名、自傷行為をしている子がいるようなのだ。 子どもは「手の甲や腕にカッターで傷つけるのが流行ってる」なんて言い方をしていたけど、とんでもないことだ。体を傷つけるってことは、それだけ心が傷ついてい…

育ちのよさそうな人だと思ったら

育ちのよさそうな人だと思っていたら、そうじゃなかった。ってとんでもなく失礼な言い方だけど、悪口じゃないの、ちょっと聞いて。 ボイシーの大好きなパーソナリティである佐々木俊尚さんの放送を聴いて驚いた。 上品で知的であたたかくて、考え方の方向性…

マイナス感情はプラスの表現で伝える

たとえば子どもと芸能人の話題をしているとき、ちょっとマイナスな情報を入れ込んだりすると、とたんにムッとされる。「せっかく楽しい話をしていたのに」というわけだ。 悪口、皮肉、批判の類は、同じノリの人同士では楽しい遊びになる。そしてエスカレート…

発信するのに弱気な日もある

いつでも誰でも発信できる時代になったというけれど、ブログだってツイッターだって要は全世界に向けて自分を公開してるってことでしょ。 このひと言がどう受け取られるかわからないし、誰が読んでいるかだってわからない。フツーに挨拶を交わしてるママ友が…

私はいったい誰と会話してるの?

SNSで発信していると、心がざわざわすることがある。 つぶやいてみたけれど、あれっ誰も反応しないな、もしかして誰かを傷つけちゃったかな、マイナス思考であきれられたかな、イケてない投稿だったかな、と頭がぐるぐるしちゃう。 んでもって、いろんな人の…

フリーランスの仕事時間を決める

フリーライターとしては、一日の中でできるだけ多く執筆の時間をとりたいのが本音だ。 ただ、私がフリーランスでいる理由でもあるのだが、軸足は「家をまわす」ことにけっこう乗っている。 子どもは早起きだしお弁当づくりもある。午前中は食器洗い、洗濯、…

本気で変わりたいと思う自分を信じられるか

「今日から変わる!」「今から変わる!」 と私は何度心に誓っただろう。特に子どもの母親として。 私は弱すぎる。約束を守れない。子どもに許してもらえると思ってしまう。反省して謝る。謝って子どもにいいよと言ってもらったことでスッキリしてしまう。そ…

言葉にすることで感情は整理される。まちがいなく

次女が週6で練習しているスポーツの大会があった。思うような結果を得られなかった。 私は家のリビングで動画配信を見ていたが、その結果にショックを受けて混乱した。隣の部屋で勉強している長女に向かって「ちょっと言わせて」と言いながら叫んでいた。 「…

時間術の本は自分で書いたほうがいい

樺沢紫苑さんの『神・時間術』が神だ。 「作家として文章を書く時間」をどう確保し、どう集中していくかに焦点を当てているので、ライターである私の身に置き換えやすい。 樺沢さんは医師でもあるので、医学的に納得のいく論理構成で、かつ自身の生き方や考…

あなたはアリ? それともキリギリス?

アマゾンオーディブルで聴いた『DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール』。 書名の「ゼロで死ね」というメッセージがこの本のすべてを物語っていて、逆にいったい中には何が書いてあるの?と興味を持った。 内容は、資産ゼロで死ぬためにどうお…

「ごめんね」は翌朝ちゃんと言おう

昨夜10時、子どもとやり合ってしまった。勉強とスポーツの両立へのグチに始まり、私のサポートが足りないと責められ、ほかの親と比較された。 さらに、すでにきょうだいが寝ている時間に大声を出したことで、私の怒りのスイッチが入ってしまった。 「子ども…

はじめまして。今日から日記はじめます!

日記についてはいい思い出がある。 大学時代、アメリカに半年間の語学留学をした際、その日のことを思いつくままにノートに綴った。 1行でもいい、1ページでもいい、分量は決めず、行動の記録ではなく、自分の気持ちを中心に綴っていった。 これはなかなかい…