フリーランスママdays

フリーライター&中学生ママの日々の悩みと小さな幸せ

日記

毎日更新が途切れても、しれっと戻ってくる

人と会うのもそう、イベントに参加するのもそう。 しばらくご無沙汰していると、ちょっと顔出しにくいなってことがある。 でも他の人はまず気にしていない。 ああ久しぶりだね、来てくれてうれしいよ、と歓迎するだけ。 ブログもそう。勝手に毎日更新の約束…

「忙しい」と「面倒くさい」の断捨離

春休み、仕事と子育ての両立に悩んでいるママさんパパさんは多かろう。 わが家は中学生になってだいぶ手が離れたものの、まだまだだ。 さあ原稿に集中だーと思ったら、その前に子どものごはんを準備しておこう、その前にジャージを洗濯しておこう、天気もい…

どこまで自分をさらけ出すか問題

胸襟を開く――これは人間関係の基本だと思う。 自分はこういう人物ですよ、こういうこと考えてますよ、とさらけ出すことで、互いに興味を持ったり、わかり合えたりする。 だから、できるだけ嘘のないよう、言葉を選びつつ、ぶっちゃける、をモットーにやって…

怒りをうまく表現するということ

北京オリンピックで金メダルをとった平野歩夢選手。 勝利のインタビューで口にした「怒りをうまく表現できた」という言葉に感銘を受けた。 なんてクレバーな選手なのだろう、と。 2本目のジャッジに納得がいかず、3本目に思いをぶつけたという意味でも、それ…

たいていのことは取り越し苦労

2月のある日のこと。 子どもがディズニーランドに遊びに行った。 オンライン授業が続いて、割合こもりがちだったので、久々に友達と楽しんでほしいと思っていた。 ただひとつ、懸念材料があった。それは夫だ。 夫は基本的に休日は家族で過ごしたい派だ。だが…

影響を受けている自分を楽しむ

自己啓発書が好きだ。その理由は、影響を与えてくれるから。 私は何かに影響を与えられ、自分が変わったとか、成長したと実感したいタイプ。 その何かは、よいものであっても、よくないものであってもいい。 たとえば、部屋がたいそう散らかっていて断捨離し…

子どもの人生背負うって大変だね

子ども一人につき、2~3の気がかりなことがある。 体のことだったり、心のことだったり、成績のことだったり。 あれも心配、これも心配って思ってると、押しつぶされそうになる。 私自身についても気がかりなことはあるから、家族の数だけ心配のタネは増え…

子育てで直面する「今、楽しい」か「後々楽しい」か問題

私の妹が、小2の子どもを中学受験させるかで悩んでいる。妹はこんな懸念を口にしていた。 「この大事な成長期を、将来のための準備だけに使いたくない」 その気持ち、よくわかる。 中学受験はいろんなことをやめて、その時間を入試対策にあてる必要があるか…

子どもからもらう危険な褒美

子どもが中学受験をしているとき、今わたしマズイ状況になってるなと思ったことがある。 S塾に通っていた小4のとき。成績やクラス分けが世界のすべてになっていて、谷底に突き落とされたり、少しだけ浮上したりをくり返していた。 今思えば塾のクラスがなん…

文章を書くのにふさわしい時がある

私にとって書くことは、内省することでもある。 内省とは、深く自分の中に没入する行為で、いつでもってわけにはいかない。 どちらかというと、うまくいかない時、苦しい時、悩んでいる時、そんな時が適している。 物事が順調でラッキー&ハッピーな時は、ふ…

夫の観察ブログ――マイルールが多いのに、意外と流されやすい

夫はマイルールが多い。 特に感じるのは受験についてのルール。長女の中学受験ではこれでもかと振り回された。 ・行くつもりのない学校は受けなくてよし ・第2志望校以下の過去問はする必要なし ・塾の先生より夫(未経験者)のほうが情報を持っている など…

夫の観察ブログ――チクッとやると必ず仕返しをしてくる

もはや実験である。 どんな言い方をすれば、相手はどう動くのか。 私の要望はこの2つだ。 ・リビングにある夫の私物を片づけてほしい ・夫の唯一の家事分担である洗濯物畳みをしてほしい いずれも(単身赴任から戻った)この3か月で5~6回は伝えてるかな…

愚痴を言いたくない私はどうしたらいいか

愚痴を言う人にはなりたくない。理由はかっこ悪いから。 でも昨年までの私は愚痴を言う人間だった。 主に、というか99%夫に対しての愚痴だ。愚痴は愚痴を呼び、子どもが0歳児のときまで記憶は簡単にさかのぼってしまう。 こんな状態が健全なはずがないと別…

3億円の宝くじに当たりたくない

宝くじを買ったことは人生で一度か二度しかない。 両親に買う習慣がなかったし、もともとギャンブル好きでもないからだ。 今、1等3億円のバレンタインジャンボを売り出し中だ。 もしも遊びで数枚くじを買い、3億円が当たってしまったら、困ったことになる。 …

何でも鵜呑みにせず自分で考えたほうがいい

とは私が昨日、次女からもらった言葉。 どんな経緯かというと、私がラジオで聞いた以下の話を次女にしたことから始まる。 ◯◯恐怖症というのがある。高所恐怖症、閉所恐怖症、ヘビ恐怖症など。 ヘビに噛まれたことがなくても、人はヘビが怖いと学習したら(生…

お小遣いも門限もない中学生の遊び方

私立中に通う子どもは何かと忙しい。 ショッピングだ、カフェだ、遊園地だ、としょっちゅう友達と約束しては出かけていく。 私立中って、ちょっとそこらで遊ぶってことができない。東京の西と東くらい家が離れていることもフツーで、待ち合わせだけで大移動…

『サピエンス全史』は二度目もすごい

『サピエンス全史』を読み直してる。否、聴き直してる。オーディブルで二度目に入った。 私にとってはこの数年でナンバー1の本だ。 ホモ・サピエンス、つまり人間、私たちについて書かれた本だ。私たちの始まりから、進化の過程、そしてに現在に至るまで。 …

「他の人とかぶらない挨拶をしよう」と考えなくていい

本の著者やイベントの主催者など、大勢の人の中心となる人物に会う機会がある。 そういうとき、「この人は大勢の人と話をするのだから、私は他の人とは違うことを言わなきゃ」という意識が働くことがある。 ある著者と会ったときのこと。 その日の未明に大き…

あなたの年齢、堂々と言えますか?

年齢とは、その人が積み上げてきた人生の時間だ。 とても素敵な数字だし、誇りをもっていいのだけど、やっぱり世の中に隠したがる人が多い。 先日驚いたのは、よく仕事のできる30代の男性が、「年齢がバレちゃう」とか「世代がバレちゃう」とか言っていたこ…

その時、動けるか。瞬発力を磨いておくために

瞬発力を発揮しなきゃならない時がある。 私たち人間は動物だ。敵から身を守るとき、野生の勘を働かせ、動けるか動けないかで運命は決まる。 私は子どもが1歳~5歳のとき、外国で子育てをした。 ベビーカーを押しながら、もしも万一、前から誰かが襲いかかっ…

正解を気にする人たちにモヤモヤする私について

ある初冬の日。 ラジオを聴いていて、「いつから暖房をつけるのが正解なんだろう」という言葉があった。 正解? いったいなんのこっちゃ。 寒いと思ったらつけるのが暖房ではないのだろうか。 もちろん節約したいからギリギリまでつけないという人や、寒さの…

栄養になるものを選択していく力

いろいろな本を読んだり、ネットの情報に触れたり、音声や動画を視聴したりして、日々ためになる言葉に触れている。 そこには100人100様の意見があって、まあいろいろ騒がしい。 「どんな提案にもまずYESを」「ちゃんとNOを言える自分でいよう」 「新しい時…

占いは信じてないけど癒される

とあるオフ会にて。 占い師であり、占いのオンラインサロンを主催している女性に会った。 歩くパワースポットと紹介されていたように、人を釘づけにする会話力とオーラがあった。 実のところ、占いの類はあまり信じていない。目に見えないものでも、たとえば…

やっぱり聞く力が大事だと思った話

とあるオフ会にて。 初対面の人に会って、少しだけ会話して、ライン交換した。 その夜、届いたラインにこうあった。 「木の実さんて◯◯に携わっているのに、意外と◯◯推しじゃないんですね」 えーーーーーーーーーーっ!? そんなこと言ってない。◯◯を極めてい…

聞く力が大事と思った話

最近のキーワードでもある聞く力。 便利な言葉でいかようにも解釈できる。 聞く力とは聴力テストに優れていることでもなければ、相手の話に共感してうなずくことでもない。 昨年末、久びさにリアルのランチ会に参加した。その中の10人くらいがzoom飲み会で顔…

完璧を目指すのはステキだけど、人に完璧を求めない

完璧な人になりたい――とは思わないけど、いろんなところに意識を行きわたらせる人になりたいとは思う。 原稿だったら使う言葉の一つひとつにまで、美容だったら髪の先、爪の先まで。 どこかに手を抜いたような甘さが見えたら、がっかりしてしまう、がっかり…

なぜ主演女優は演技がうまくないのか

はじめに、演技がうまい・うまくないは受けとり手の主観もおおいに入るので、偏見だと感じられるかもしれない。 日本のドラマや映画を観ていると、「ん?演技イマイチ?」と感じることがある。それは脇役ではなく決まって主役で、女優さんに多い。 それもそ…

朝の家事を仕事のウォーミングアップにする

私の朝は5時半に始まる。 朝食づくり、お弁当づくりをして子どもを時間差で送り出したら1時間ほど朝寝する(7時間寝を旨とするため)。 そして二度目の朝は9時に始まる。 そこから食器洗いをし、洗濯物を干し、掃除をしたりすると仕事始めるのが10時になって…

私が変われば夫も変わる、を目の当たりにした

人を変えることはできないという。 私は夫と心が通じ合えないことで10年くらい悩んできたが、きっと夫が変わることを期待していたのだろう。 コロナ禍になるタイミングで夫が単身赴任になった。子どもの中学受験期のトラウマもあって、もう夫婦はダメになっ…

40代になっても知らないことだらけ。今さらだけど大人になりたい

人の心だったり、社会のしくみだったり、自分自身だったり。 同じ世代と比べてもずいぶんものを知らないほうだと思う。 勉強すれば得られる知識ではなく、世の中の機微というか人生の機微というか。世間知というのか。 年齢はもしかしたら関係ないかもしれな…