栄養になるものを選択していく力
いろいろな本を読んだり、ネットの情報に触れたり、音声や動画を視聴したりして、日々ためになる言葉に触れている。
そこには100人100様の意見があって、まあいろいろ騒がしい。
「どんな提案にもまずYESを」「ちゃんとNOを言える自分でいよう」
「新しい時代に勝つスキルを学べ」「スキルよりも信頼と人間力だ」
「英語の耳を開くには幼いうちが勝負」「幼いうちは母国語・日本語のベースをつくるのが先」
などなど、どっちやねーん、だ。
180度違う意見が、堂々と、自信たっぷりに、経験や知識で肉づけして語られる。
えっ、どっちどっち?ってやっていると右往左往し、迷子になってしまう。どっちを信じるのも自由だし、どっちも信じないのも自由なのだ。
何気なく入ってきた「誰かの意見」にちょっぴり傷つくことがある。
「ああ、私できてないな。ダメだな」と自己否定しちゃうことがある。
その誰かが、好きな人や信頼している人や影響力のある人だったら、その意見こそすばらしいってなりそうだけど、ちょっと待って、だ。
すばらしい意見だったとしても、私に合わないかもしれない。今の私に合わないかもしれない。
自信を失っているときは、私を盛り上げてくれる意見を摂取しに行こう。
あらゆる意見は、テーブルに並んだビュッフェ料理で「お好きにどうぞ」なのだ。一番おいしそうで、楽しそうで、栄養がありそうなものを好き勝手にチョイスすればいい。
誰かが選んでくれるものより、私からとりに行こう。
そうすればきっと出会える。