フリーランスママdays

フリーライター&中学生ママの日々の悩みと小さな幸せ

怒りをうまく表現するということ

北京オリンピックで金メダルをとった平野歩夢選手。

勝利のインタビューで口にした「怒りをうまく表現できた」という言葉に感銘を受けた。

なんてクレバーな選手なのだろう、と。

2本目のジャッジに納得がいかず、3本目に思いをぶつけたという意味でも、それについて「怒りを表現」という端的な言葉でまとめたことにも。

私たちは怒りを醜いカタチで露わにしてしまいがちだ。

高ぶる感情を抑えきれず、言葉を選ばないままに、相手を責めてしまう。

その結果は、大概いいものにはならない。

怒りを覚えることは日々あるけれど、そのたびに「さあ、どう表現する」と対峙したら、なんだか前向きにつきあえそうじゃない?

「怒りをうまく表現する」とは、何事もなかったように装うことでもなければ、心とは裏腹に笑っていることでもない。

ちゃんと怒っていることを相手に伝え、それでいて連鎖を生まない、場合によっては相手が態度を改める、そんな表現ではないか。

そんなこと、私にできるのかな。

怒りを子どもにぶつけて反省、を繰り返す私には簡単じゃないと思うけれど、やってみよう。