日本の受験システムに収まらないタイプ
高校受験の結果をブログで公表している彼。
それをニュースが取り上げ、否が応でも目に入ってしまう。
もう何度、不合格が続いているのだろう。
中学受験時のテレビ番組の密着も見ていて応援していたので、とても心が痛む。
なぜ結果を公表しようとしているのかはされおいて、私が思うに、彼のような自分の意見や意志を持っているタイプは、もしかしたら日本の受験制度に合わないのではないかと感じてしまうのだ。
どんなに深い考えを持ち、どんなにプレゼンが上手でも、結局ペーパーテストの点数で決まってしまう。
どれだけ真面目にコツコツと暗記したか。どれだけたくさん問題を解いたか。
そういう勤勉さをはかるのが日本の受験システムであり、きっと彼はその枠に収まらないのだろうな、と推測する。
彼のような人は、小論文やグループ討論や面接など、自由な発想や活発さを評価してくれる場にアプローチしなければならないのではないか。
私があれこれ言うまでもなく、ご両親、学校の先生、受験の専門家たちのアドバイスがあるのだろうが、彼自身が納得しないと前に進まないのだろうな。
枠に収まらない彼のことだから、この経験もきっと教訓に変えて力強く生きていくことと思う。
これから先、彼にとってよい学びの場に出会えることを祈っている。