「忙しい」と「面倒くさい」の断捨離
春休み、仕事と子育ての両立に悩んでいるママさんパパさんは多かろう。
わが家は中学生になってだいぶ手が離れたものの、まだまだだ。
さあ原稿に集中だーと思ったら、その前に子どものごはんを準備しておこう、その前にジャージを洗濯しておこう、天気もいいしふとんを干しておこう、食器洗いもしておこう。
となる。
さあ改めて原稿だーと思ったら、学校のプリントにサインしてほしい? 習い事の先生に連絡してほしい? 美容院の予約とってほしい? クリニックに通いたい?
となる。
こんなことの繰り返しで「忙しすぎるー!」と爆発しそうになる。
これら、こまごまとしたことは実に「面倒くさい」ことばかりだ。
家事はひたすらこまごましたことの積み重ねだし、子どもは親の言うことなすことにダメ出ししたい時期だし。
家事育児以外でも、私の仕事、編集・ライター業もじつにこまごまとしている。最近めでたく終えた確定申告など「面倒くさい」のトップオブザイヤーだ。
「忙しい」も「面倒くさい」も意識すればするほど、余計に忙しく面倒くさく感じられる。それに「忙しい」「面倒くさい」と言ってるのって、あまりかっこよくない。いつも何かに追われたイライラドタバタ星人になってしまう。
「忙しい」も「面倒くさい」も事実であり変わらないならば、いっそのこと言葉だけでも断捨離してみよう。同じことをやるのなら、気持ちよくやろう。
やることはたくさんあるし、こまごましているけど、それが人生だ。
つい口をついて言ってしまう言葉だから、ここに宣言しておく。