インタビューライティングの難しさ
皆さまにお役に立つような感じで書きたかったけど、今日はストレートに行く。正直、落ち込んでいる。
ある人の病気を克服した話をインタビューした。ぐっとくる話が聞けたし、取材相手とも心が通じ合えたと思った。
が、肝心の文章でミスってしまったのだ。病気というテーマはとてもセンシティブだし、その周りにある人間関係にも最大限に配慮しなければならない。
ところが、配慮に欠けてしまった。
読者はもしかしたら「家族のせいで病気になったんじゃない?」「その対応ひどくない?」と感じてしまうかもしれない。
もちろんそのまま露出してしまったわけではなく、まだ原稿チェックの段階だ。それでも取材相手を傷つけてしまったかもしれないし、不快にさせてしまったかもしれない。
伝え方を考えなかったら、ライターである意味ある?
この反省点が1つ。
なぜこんなミスを犯したかも考えておきたい。
おそらく最近、仕事がうまくいっていたことに原因があるのではないか。「なんかできる」「だいじょうぶそう」という感覚がこのところあったのだ。万能感まではいかないが、ちょっと浮わついていたのかもしれない。
芸能人や有名人で足元をすくわれるのは、ほぼまちがいなく調子に乗っているとき、と聞いたことがある。調子に乗っていると、視野が狭くなり、注意深さを失ってしまうのだ。
きっと神様が警笛を鳴らしてくれたのだ。今日しっかり反省し、明日ゼロから始めよう。