フリーランスママdays

フリーライター&中学生ママの日々の悩みと小さな幸せ

教育

子どもに本を読む人になってほしい理由

中学生の子どもには、本を読む人になってほしい。 作家の林真理子さんはこんなことを言っていた。「読書の習慣がある人は一生退屈することがない」と。 それそれそうなのよと全面賛同なのだが、今はスマホ時代だから、エンタメは選びたい放題、本じゃなくて…

【オススメ本】彼らに必要なのは「支援」よりも「保護」

DVとか育児放棄とかヤングケアラーとか、過酷な家庭環境に置かれる子どもにようやく焦点が当たりつつある。 しかしながら、いわゆるやくざと呼ばれる親から生まれた子どもには、その目はなかなか向けられない。 こういう子どもたちは、一人の子が上記の問題…

日本の受験システムに収まらないタイプ

高校受験の結果をブログで公表している彼。 それをニュースが取り上げ、否が応でも目に入ってしまう。 もう何度、不合格が続いているのだろう。 中学受験時のテレビ番組の密着も見ていて応援していたので、とても心が痛む。 なぜ結果を公表しようとしている…

怒りをうまく表現するということ

北京オリンピックで金メダルをとった平野歩夢選手。 勝利のインタビューで口にした「怒りをうまく表現できた」という言葉に感銘を受けた。 なんてクレバーな選手なのだろう、と。 2本目のジャッジに納得がいかず、3本目に思いをぶつけたという意味でも、それ…

子どもの人生背負うって大変だね

子ども一人につき、2~3の気がかりなことがある。 体のことだったり、心のことだったり、成績のことだったり。 あれも心配、これも心配って思ってると、押しつぶされそうになる。 私自身についても気がかりなことはあるから、家族の数だけ心配のタネは増え…

子育てで直面する「今、楽しい」か「後々楽しい」か問題

私の妹が、小2の子どもを中学受験させるかで悩んでいる。妹はこんな懸念を口にしていた。 「この大事な成長期を、将来のための準備だけに使いたくない」 その気持ち、よくわかる。 中学受験はいろんなことをやめて、その時間を入試対策にあてる必要があるか…

子どもからもらう危険な褒美

子どもが中学受験をしているとき、今わたしマズイ状況になってるなと思ったことがある。 S塾に通っていた小4のとき。成績やクラス分けが世界のすべてになっていて、谷底に突き落とされたり、少しだけ浮上したりをくり返していた。 今思えば塾のクラスがなん…

千里の道も一歩から

週末のこと。 家族の予定がバラバラで、食事の時間すらズレていたので、朝から晩まで家事しているようなものだった。 でも原稿の〆切は迫ってる。隙間時間をみつけてカタカタ進めるしかない。 夕食を終え、食卓に残された大量のお皿を見て思わずこう言った。…

何でも鵜呑みにせず自分で考えたほうがいい

とは私が昨日、次女からもらった言葉。 どんな経緯かというと、私がラジオで聞いた以下の話を次女にしたことから始まる。 ◯◯恐怖症というのがある。高所恐怖症、閉所恐怖症、ヘビ恐怖症など。 ヘビに噛まれたことがなくても、人はヘビが怖いと学習したら(生…

お小遣いも門限もない中学生の遊び方

私立中に通う子どもは何かと忙しい。 ショッピングだ、カフェだ、遊園地だ、としょっちゅう友達と約束しては出かけていく。 私立中って、ちょっとそこらで遊ぶってことができない。東京の西と東くらい家が離れていることもフツーで、待ち合わせだけで大移動…

『サピエンス全史』は二度目もすごい

『サピエンス全史』を読み直してる。否、聴き直してる。オーディブルで二度目に入った。 私にとってはこの数年でナンバー1の本だ。 ホモ・サピエンス、つまり人間、私たちについて書かれた本だ。私たちの始まりから、進化の過程、そしてに現在に至るまで。 …

栄養になるものを選択していく力

いろいろな本を読んだり、ネットの情報に触れたり、音声や動画を視聴したりして、日々ためになる言葉に触れている。 そこには100人100様の意見があって、まあいろいろ騒がしい。 「どんな提案にもまずYESを」「ちゃんとNOを言える自分でいよう」 「新しい時…

完璧を目指すのはステキだけど、人に完璧を求めない

完璧な人になりたい――とは思わないけど、いろんなところに意識を行きわたらせる人になりたいとは思う。 原稿だったら使う言葉の一つひとつにまで、美容だったら髪の先、爪の先まで。 どこかに手を抜いたような甘さが見えたら、がっかりしてしまう、がっかり…

40代になっても知らないことだらけ。今さらだけど大人になりたい

人の心だったり、社会のしくみだったり、自分自身だったり。 同じ世代と比べてもずいぶんものを知らないほうだと思う。 勉強すれば得られる知識ではなく、世の中の機微というか人生の機微というか。世間知というのか。 年齢はもしかしたら関係ないかもしれな…

ホント生きるのって大変。思春期ならなおさら

ショックな話を聞いた。子どものクラスメイトで数名、自傷行為をしている子がいるようなのだ。 子どもは「手の甲や腕にカッターで傷つけるのが流行ってる」なんて言い方をしていたけど、とんでもないことだ。体を傷つけるってことは、それだけ心が傷ついてい…

マイナス感情はプラスの表現で伝える

たとえば子どもと芸能人の話題をしているとき、ちょっとマイナスな情報を入れ込んだりすると、とたんにムッとされる。「せっかく楽しい話をしていたのに」というわけだ。 悪口、皮肉、批判の類は、同じノリの人同士では楽しい遊びになる。そしてエスカレート…

発信するのに弱気な日もある

いつでも誰でも発信できる時代になったというけれど、ブログだってツイッターだって要は全世界に向けて自分を公開してるってことでしょ。 このひと言がどう受け取られるかわからないし、誰が読んでいるかだってわからない。フツーに挨拶を交わしてるママ友が…

私はいったい誰と会話してるの?

SNSで発信していると、心がざわざわすることがある。 つぶやいてみたけれど、あれっ誰も反応しないな、もしかして誰かを傷つけちゃったかな、マイナス思考であきれられたかな、イケてない投稿だったかな、と頭がぐるぐるしちゃう。 んでもって、いろんな人の…

本気で変わりたいと思う自分を信じられるか

「今日から変わる!」「今から変わる!」 と私は何度心に誓っただろう。特に子どもの母親として。 私は弱すぎる。約束を守れない。子どもに許してもらえると思ってしまう。反省して謝る。謝って子どもにいいよと言ってもらったことでスッキリしてしまう。そ…

言葉にすることで感情は整理される。まちがいなく

次女が週6で練習しているスポーツの大会があった。思うような結果を得られなかった。 私は家のリビングで動画配信を見ていたが、その結果にショックを受けて混乱した。隣の部屋で勉強している長女に向かって「ちょっと言わせて」と言いながら叫んでいた。 「…

ライターとして。読者に届いたことが一番うれしい

ブックライターの私は編集者と組んで仕事をしているが、今年早々に依頼された本は初めて「編集も執筆もまるごと」だった。 編集者の存在がこんなにも大きいかと思い知らされた。〆切も私が設定してよかったので、急ぎの仕事にどんどん追い越されていく。私と…

時間術の本は自分で書いたほうがいい

樺沢紫苑さんの『神・時間術』が神だ。 「作家として文章を書く時間」をどう確保し、どう集中していくかに焦点を当てているので、ライターである私の身に置き換えやすい。 樺沢さんは医師でもあるので、医学的に納得のいく論理構成で、かつ自身の生き方や考…

あなたはアリ? それともキリギリス?

アマゾンオーディブルで聴いた『DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール』。 書名の「ゼロで死ね」というメッセージがこの本のすべてを物語っていて、逆にいったい中には何が書いてあるの?と興味を持った。 内容は、資産ゼロで死ぬためにどうお…

「ごめんね」は翌朝ちゃんと言おう

昨夜10時、子どもとやり合ってしまった。勉強とスポーツの両立へのグチに始まり、私のサポートが足りないと責められ、ほかの親と比較された。 さらに、すでにきょうだいが寝ている時間に大声を出したことで、私の怒りのスイッチが入ってしまった。 「子ども…

はじめまして。今日から日記はじめます!

日記についてはいい思い出がある。 大学時代、アメリカに半年間の語学留学をした際、その日のことを思いつくままにノートに綴った。 1行でもいい、1ページでもいい、分量は決めず、行動の記録ではなく、自分の気持ちを中心に綴っていった。 これはなかなかい…