フリーランスママdays

フリーライター&中学生ママの日々の悩みと小さな幸せ

生き方

「忙しい」と「面倒くさい」の断捨離

春休み、仕事と子育ての両立に悩んでいるママさんパパさんは多かろう。 わが家は中学生になってだいぶ手が離れたものの、まだまだだ。 さあ原稿に集中だーと思ったら、その前に子どものごはんを準備しておこう、その前にジャージを洗濯しておこう、天気もい…

仕事とプライベートが溶け合う働き方

プロってなんだろうと考えることがある。 その仕事・その役目に徹すること? プライベートを持ち込まないこと? じゃない気がする。 時給をもらうバイトなら、そういう働き方でもいい。 でも本気でこの仕事をやっていきたいという仕事なら、仕事は自分自身で…

マイノリティーになると途端に生きづらくなる

日本は暮らしやすい国だと思う。 外国に比べると治安はいいし、交通マナーは悪くないし、公共交通機関は発達していて時刻通りだし(都市部に限るかな)。 私も比較的平穏に暮らしているほうだ。 ただし、多数派である限りは。 いったんマイノリティーになる…

影響を受けている自分を楽しむ

自己啓発書が好きだ。その理由は、影響を与えてくれるから。 私は何かに影響を与えられ、自分が変わったとか、成長したと実感したいタイプ。 その何かは、よいものであっても、よくないものであってもいい。 たとえば、部屋がたいそう散らかっていて断捨離し…

子育てで直面する「今、楽しい」か「後々楽しい」か問題

私の妹が、小2の子どもを中学受験させるかで悩んでいる。妹はこんな懸念を口にしていた。 「この大事な成長期を、将来のための準備だけに使いたくない」 その気持ち、よくわかる。 中学受験はいろんなことをやめて、その時間を入試対策にあてる必要があるか…

家の中に敵をつくらない

2年前の私は家の中に敵をつくっていた。その名は夫だ。 私に家事を押しつける敵。 私に子育てを押しつける敵。 リビングに私物を置いて圧迫してくる敵。 フリーランスをラクな商売となめてくる敵。 レストランランチしているママズを贅沢よばわりする敵。 女…

愚痴を言いたくない私はどうしたらいいか

愚痴を言う人にはなりたくない。理由はかっこ悪いから。 でも昨年までの私は愚痴を言う人間だった。 主に、というか99%夫に対しての愚痴だ。愚痴は愚痴を呼び、子どもが0歳児のときまで記憶は簡単にさかのぼってしまう。 こんな状態が健全なはずがないと別…

『サピエンス全史』は二度目もすごい

『サピエンス全史』を読み直してる。否、聴き直してる。オーディブルで二度目に入った。 私にとってはこの数年でナンバー1の本だ。 ホモ・サピエンス、つまり人間、私たちについて書かれた本だ。私たちの始まりから、進化の過程、そしてに現在に至るまで。 …

「他の人とかぶらない挨拶をしよう」と考えなくていい

本の著者やイベントの主催者など、大勢の人の中心となる人物に会う機会がある。 そういうとき、「この人は大勢の人と話をするのだから、私は他の人とは違うことを言わなきゃ」という意識が働くことがある。 ある著者と会ったときのこと。 その日の未明に大き…

あなたの年齢、堂々と言えますか?

年齢とは、その人が積み上げてきた人生の時間だ。 とても素敵な数字だし、誇りをもっていいのだけど、やっぱり世の中に隠したがる人が多い。 先日驚いたのは、よく仕事のできる30代の男性が、「年齢がバレちゃう」とか「世代がバレちゃう」とか言っていたこ…

その時、動けるか。瞬発力を磨いておくために

瞬発力を発揮しなきゃならない時がある。 私たち人間は動物だ。敵から身を守るとき、野生の勘を働かせ、動けるか動けないかで運命は決まる。 私は子どもが1歳~5歳のとき、外国で子育てをした。 ベビーカーを押しながら、もしも万一、前から誰かが襲いかかっ…

正解を気にする人たちにモヤモヤする私について

ある初冬の日。 ラジオを聴いていて、「いつから暖房をつけるのが正解なんだろう」という言葉があった。 正解? いったいなんのこっちゃ。 寒いと思ったらつけるのが暖房ではないのだろうか。 もちろん節約したいからギリギリまでつけないという人や、寒さの…

栄養になるものを選択していく力

いろいろな本を読んだり、ネットの情報に触れたり、音声や動画を視聴したりして、日々ためになる言葉に触れている。 そこには100人100様の意見があって、まあいろいろ騒がしい。 「どんな提案にもまずYESを」「ちゃんとNOを言える自分でいよう」 「新しい時…

占いは信じてないけど癒される

とあるオフ会にて。 占い師であり、占いのオンラインサロンを主催している女性に会った。 歩くパワースポットと紹介されていたように、人を釘づけにする会話力とオーラがあった。 実のところ、占いの類はあまり信じていない。目に見えないものでも、たとえば…

やっぱり聞く力が大事だと思った話

とあるオフ会にて。 初対面の人に会って、少しだけ会話して、ライン交換した。 その夜、届いたラインにこうあった。 「木の実さんて◯◯に携わっているのに、意外と◯◯推しじゃないんですね」 えーーーーーーーーーーっ!? そんなこと言ってない。◯◯を極めてい…

完璧を目指すのはステキだけど、人に完璧を求めない

完璧な人になりたい――とは思わないけど、いろんなところに意識を行きわたらせる人になりたいとは思う。 原稿だったら使う言葉の一つひとつにまで、美容だったら髪の先、爪の先まで。 どこかに手を抜いたような甘さが見えたら、がっかりしてしまう、がっかり…

朝の家事を仕事のウォーミングアップにする

私の朝は5時半に始まる。 朝食づくり、お弁当づくりをして子どもを時間差で送り出したら1時間ほど朝寝する(7時間寝を旨とするため)。 そして二度目の朝は9時に始まる。 そこから食器洗いをし、洗濯物を干し、掃除をしたりすると仕事始めるのが10時になって…

私が変われば夫も変わる、を目の当たりにした

人を変えることはできないという。 私は夫と心が通じ合えないことで10年くらい悩んできたが、きっと夫が変わることを期待していたのだろう。 コロナ禍になるタイミングで夫が単身赴任になった。子どもの中学受験期のトラウマもあって、もう夫婦はダメになっ…

40代になっても知らないことだらけ。今さらだけど大人になりたい

人の心だったり、社会のしくみだったり、自分自身だったり。 同じ世代と比べてもずいぶんものを知らないほうだと思う。 勉強すれば得られる知識ではなく、世の中の機微というか人生の機微というか。世間知というのか。 年齢はもしかしたら関係ないかもしれな…

ホント生きるのって大変。思春期ならなおさら

ショックな話を聞いた。子どものクラスメイトで数名、自傷行為をしている子がいるようなのだ。 子どもは「手の甲や腕にカッターで傷つけるのが流行ってる」なんて言い方をしていたけど、とんでもないことだ。体を傷つけるってことは、それだけ心が傷ついてい…

育ちのよさそうな人だと思ったら

育ちのよさそうな人だと思っていたら、そうじゃなかった。ってとんでもなく失礼な言い方だけど、悪口じゃないの、ちょっと聞いて。 ボイシーの大好きなパーソナリティである佐々木俊尚さんの放送を聴いて驚いた。 上品で知的であたたかくて、考え方の方向性…

マイナス感情はプラスの表現で伝える

たとえば子どもと芸能人の話題をしているとき、ちょっとマイナスな情報を入れ込んだりすると、とたんにムッとされる。「せっかく楽しい話をしていたのに」というわけだ。 悪口、皮肉、批判の類は、同じノリの人同士では楽しい遊びになる。そしてエスカレート…

発信するのに弱気な日もある

いつでも誰でも発信できる時代になったというけれど、ブログだってツイッターだって要は全世界に向けて自分を公開してるってことでしょ。 このひと言がどう受け取られるかわからないし、誰が読んでいるかだってわからない。フツーに挨拶を交わしてるママ友が…

私はいったい誰と会話してるの?

SNSで発信していると、心がざわざわすることがある。 つぶやいてみたけれど、あれっ誰も反応しないな、もしかして誰かを傷つけちゃったかな、マイナス思考であきれられたかな、イケてない投稿だったかな、と頭がぐるぐるしちゃう。 んでもって、いろんな人の…

メモをとらなきゃ全て忘れてしまう

このブログ、基本的に今この時、思っていることを思うままに綴ろうと考えている。 だから今日は上記のようなタイトルにしたけど、実はさっき「あっ、いいテーマ見つけた!」と思っていたことがあった。頭の中でちょっと書いてみて、「うん、これならおもしろ…

フリーランスの仕事時間を決める

フリーライターとしては、一日の中でできるだけ多く執筆の時間をとりたいのが本音だ。 ただ、私がフリーランスでいる理由でもあるのだが、軸足は「家をまわす」ことにけっこう乗っている。 子どもは早起きだしお弁当づくりもある。午前中は食器洗い、洗濯、…

本気で変わりたいと思う自分を信じられるか

「今日から変わる!」「今から変わる!」 と私は何度心に誓っただろう。特に子どもの母親として。 私は弱すぎる。約束を守れない。子どもに許してもらえると思ってしまう。反省して謝る。謝って子どもにいいよと言ってもらったことでスッキリしてしまう。そ…

言葉にすることで感情は整理される。まちがいなく

次女が週6で練習しているスポーツの大会があった。思うような結果を得られなかった。 私は家のリビングで動画配信を見ていたが、その結果にショックを受けて混乱した。隣の部屋で勉強している長女に向かって「ちょっと言わせて」と言いながら叫んでいた。 「…

ライターとして。読者に届いたことが一番うれしい

ブックライターの私は編集者と組んで仕事をしているが、今年早々に依頼された本は初めて「編集も執筆もまるごと」だった。 編集者の存在がこんなにも大きいかと思い知らされた。〆切も私が設定してよかったので、急ぎの仕事にどんどん追い越されていく。私と…

時間術の本は自分で書いたほうがいい

樺沢紫苑さんの『神・時間術』が神だ。 「作家として文章を書く時間」をどう確保し、どう集中していくかに焦点を当てているので、ライターである私の身に置き換えやすい。 樺沢さんは医師でもあるので、医学的に納得のいく論理構成で、かつ自身の生き方や考…